最近めっきり冷え込んでおりますが、今日は久しぶりに天気が良かったですね。
ただでさえ憂鬱になる雨つづきの日々で、革靴をお履きの方をもっと気落ちさせるのが、雨染みかと思います。
雨で濡れてしまった場合は少しでも早く対処してあげるのがポイントになりますが、お出かけ先などではそれもできず、染みになってしまう場合も多いかと思います。
染みができてしまった場合、革の状態や染みの大きさなどによっては完全に除去することはできないこともございますが、そのまま放置してしまうと、革が乾燥してヒビ割れ等の原因にもなりますので、なるべく早くご相談頂ければと思います。
本日作業させて頂いたのも、雨染みと雨によって革の表面(吟面)が浮いてきてしまった靴になります。
ポリッシュの依頼でご来店頂きましたが、雨染みや吟浮きがあると、ワックスが平滑に乗らないので、雨染み除去をさせて頂いてから磨きをさせて頂きました。
よく見ると細かな傷は見えてしまうと思いますが、通常の「靴を見る距離」からであれば、気にならないレベルになったかと思います。
雨染み除去は1週間ほどお預かりさせて頂く作業となりますので、ご使用の予定がある場合は特にお早めにお持ちください。
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