なかなかブログを更新いないまま早いもので、12月も後半になってしまいました。
今年も残すところ12日。
年内で目処をつけたい仕事がまだまだありますので、気持ちよく1年を締めくくれるよう頑張りたいと思います。
本日は、こちらも言わずもがなの英国靴の名作・EDWARD GREENのチェルシーのオールソール交換のご紹介です。
チェルシーといえば、英国靴好きなら持っていたい1足と言えるほどの名作ですが、こちらは82ラスト使用の少しエレガントなモデルですね。
Beforeを撮り忘れてしまったので、今回はソール交換後につま先にスチールを取り付けた様子を紹介します。
日本ではビンテージスチールと呼ばれることが多いつま先のスチールですが、好みは別れるところかと思いますが、つま先の摩耗が気になる方にはオススメしております。
個人的には新品のときはスチールをつけずに履いて、ソール交換の際に取り付けるのが良いのではと思っていますが、こちらも考え方が別れるところかと思います。
どちらにしても、取り付けるのであれば、ソールが新しい時がオススメです。
他の修理店の画像などでは、ソール交換時はアウトステッチを縫う前にスチールの厚みをカットしているところも多いようですが、厚みを変えると、そこだけステッチのテンションが変わってしまったり、スチールと革の境目のラインがダレることがあるので、当店では最後の仕上げの前に取り付けております。
ステッチを縫う前にスチールの厚みぶんの溝を切っているので、後からカットしてもステッチが切れることはありません。
ラインもダレず、横からの見た目もフラットで自然な感じにできているかと思います。
オールソールにつきましては年内のお渡しは締め切らせて頂きましたが、スチール取り付けなどは、まだまだ年内にお渡しできますので、お気軽にお申し付けください。
年内は29日までの営業とさせて頂き、新年は5日からの営業とさせて頂きます。
何卒よろしくお願い致します。
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