桜の開花の便りが届いたかと思ったら、今日はまた季節が逆戻りしたようなお天気になってしまいましたね。
先週末はこの春に近所に引っ越してこられたというお客様に何組かご来店頂き、春は新しい出会いの季節なんだと感じることができました。
さて、本日は当店でもよくご相談を頂く「歩くと靴からキュッキュッと音がする」という靴の「音鳴り」修理のご紹介です。
音鳴りがする場合、作業前に確実に原因がわかることは少なく、「恐らく、○○○が原因ではないか」とうお答えになってしまうことが多いのですが、大体の場合は
① ソール下のパーツが固定されていない
② ソール下のパーツの破損
③ ソールと中物(ソール下に詰めてあるコルクなど)の間に隙間がある
のどれかが原因であることが多いです。
そのため、対応としてはオールソール交換をご案内するのですが、原因が特定できてない状態での作業になるので、「ソールを交換しても改善しないかもしれない」旨はお伝えさせて頂いております。
今回の靴の場合は、作業を行ってみると、ソールと中物が部分的にしか接着されていなかったので、それが原因だったのではないかと推測ができました。
ソールと中物が接着されていないことは、作り手の方の考え方で、それを善しとしてされていることも多いので、一概に接着されていないことが悪い訳ではないですが、音鳴りの原因になってしまう場合もありますので、今回はしっかり接着させて頂きました。
明日(3/21)は祝日となりますので、10:00〜18:00までの営業となります。
お天気はあまり良くないようですが、ご来店お待ちしております。
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