少し変わったハーフソールの修理例です。
もともとの作りはハーフソールの上からマッケイ縫いがされていたのですが、この仕様だと修理の度にステッチを切らなくてはならないので、今後の修理などを考えて、ソールにマッケイ縫いをした後にハーフソールを取り付けました。
この仕様であれば次回以降はハーフソール交換のみで対応できるので、縫いなおしの必要がなくなり、修理コストも抑えられ、ソールやインソールへ負担をかけずにすみます。
マッケイ縫いやグッドイヤーの出し縫いは何度でも縫い直せるというものでもなく、やはり何度か縫い直しをすると、インソールやウェルトが劣化するので、縫い直しができる回数にも限りがあります。
いかに靴への負担とコストを抑えて修理ができるかを考え、お客様にご提案できるかも、修理を請け負う者に欠かせないスキルだと思います。
メールや電話でのお問合せ・ご相談も承っております。
少しでもお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
渋谷区代々木上原・代々木八幡・代々木公園
オーダメイドシューズ・靴修理のお店eins-a(アインツ・アー)Shoemaker Ota
〒151-0064 渋谷区上原1-7-19-001
Tel 03-6804-9962Mail info@eins-a.net
0コメント